301062g ハワイ・カラカウア王のアジア連合策と明治天皇 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第5弾

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講座概要

講座番号 301062g
期間 2018年8月8日
回数 1回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50 名
一般料金 1,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

明治14(1881)年3月、ハワイ王国のカラカウア王が来日し明治天皇との非公式の会見でアジア連合策や皇族とハワイの王女と婚姻などを内容とする重要な提案を行いました。天皇および政府は提案を検討した結果、国王の提案には応じられないとし、翌15年、その旨を伝える使者がハワイに派遣され、国王らに天皇の親書などが手交されました。それに対して国王らから正式に返書が寄せられます。それらの親書や返書の内容を検討してみると、当時の両国の国際社会における立場が理解されると共に、欧米列強によりアジアの国々がつぎつぎと植民地となる歴史の流れの中で、劣勢にある立場を跳ね返すべく天皇を盟主に押し立ててアジア諸国の連合を実現したいとの国王の構想が真剣、かつ熟慮を重ねたものであることがわかります。本講義ではアジア全体を視野に入れてアジアの力を結集して西洋の力を跳ね返そうとするカラカウア王のねらいと外交を、関係史料を読み解くことで明らかにします。

* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2018/08/08  

講師

堀口 修 (ホリグチ オサム)
元大正大学教授・元宮内庁書陵部編修課勤務
1949年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。宮内庁書陵部編修課を経て2011年4月から2016年3月まで大正大学文学部歴史学科教授。専門は日本近現代史。『明治立憲君主制とシュタイン講義―天皇、政府、議会をめぐる論議―』(慈学社出版、2007)、『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』(創泉堂出版、2011年)、『 金子堅太郎と国際公法会―日本の条約改正問題と国際社会―』(創泉堂出版、2013年)、『 関東大震災と皇室・宮内省』(創泉堂出版、2014年)、「明治天皇紀」編修と金子堅太郎(『日本歴史』第661号、2003年)、「昭和大礼記録」の編纂について(『明治聖徳記念学会紀要』復刊53号、2016年)、ほか。


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