301089g 明治時代の法律―明治38年「刑ノ執行猶予二関スル法律」ができるまで― 【連続講座】明治維新150年記念

開講済

講座概要

講座番号 301089g
期間 2018年9月26日
回数 1回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50 名
一般料金 1,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

江戸時代は「敲」、明治初期には「笞」・「杖」と呼称された身体を殴打する刑罰は、明治5年に懲役に換えられることとなります。身体刑を廃止し、自由を剥奪する刑を徐々に刑罰の中心に据えていった新しい日本は、同13年、フランスをはじめとするヨーロッパ刑法を模範とした刑法典(旧刑法)を成立させます。明治政府は刑法の整備とともに監獄の建築を進めていきますが、収監者は増加する一方で、何らかの対策を施さなければなりませんでした。
ちょうど同じ頃、ヨーロッパでも軽微な犯罪者を繰り返し入獄させることに対する問題提起がなされていました。日露戦争最中の同38年、帝国議会は自由刑を宣告しながらもその執行を猶予することができる法律を定めます。これは世界的に見ても比較的早い時期の導入であるといえるでしょう。
本講義では、西洋の諸制度とどのように向き合いながら日本の刑法が現在に近い形になっていったのか、具体的な流れをご紹介します。

* 全講座(7回)お申込み9,000 円(全7回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2018/09/26  

講師

三田 奈穂 (みた なほ)
成蹊大学法学部助教
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、同大学院法学研究科公法学専攻前期博士課程修了、同後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。
著書『日本法制史講義ノート』・『法学概論』(ともに霞信彦ほか共著、慶應義塾大学出版会)。論文「旧刑法数罪倶発条と治罪法第一三条但書」法学政治学論究94号、「特赦の観念と刑の執行の免除」司法法制部季報136号、「明治期における単純執行猶予の導入をめぐって」論究ジュリスト14号、「明治期における仮出獄と特別監視」成蹊法学84号ほか。


PDFパンフレット

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