302046e 戦国期における後醍醐天皇の綸旨の効力 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第六弾

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講座概要

講座番号 302046e
期間 2018年12月5日
回数 1回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 20 名
一般料金 1,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

そもそも関東を拠点にしていた法華宗(日蓮宗)は、京都においては新興の宗派といってもよい。その京都法華宗(妙顕寺(みょうけんじ))に対し後醍醐天皇から綸旨が発給された。足利尊氏を倒すための祈祷命令である。後醍醐天皇は南朝の勢力拡大のために京都周辺の伝統ある寺院ばかりでなく、こうした新興勢力にも文書を発給した。
時代が下って、戦国時代、京都法華宗は、一向宗や比叡山延暦寺と武力衝突した。特に、延暦寺との衝突によって、京都法華宗は壊滅の危機を迎えた。延暦寺は、そもそも日蓮宗(法華宗)の祖、日蓮は比叡山延暦寺(横川)の出身なのだから、延暦寺の末寺になれという要求である。
その時に、法華宗が持ち出した権威が後醍醐天皇の綸旨である。つまり、本講座では、南北朝期に発給された文書が、後世にどういう権威を持ったのか、後世に付加されて行く史料の価値を皆さんと一緒に問い直してみたいと思います。

* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2018/12/05  

講師

生駒 哲郎 (いこま てつろう)
本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員
専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。
山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。
主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。


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