302046g 岩倉使節団と『米欧回覧実記』―世界を知り日本の未来を構想する旅路― 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第六弾

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講座概要

講座番号 302046g
期間 2018年12月19日
回数 1回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 20 名
一般料金 1,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

明治4年から同6年にかけて特命全権大使岩倉具視を中心とする使節団が欧米に派遣されました。明治新政府は、維新から数年後という時期、使節団に右大臣の岩倉、副使には参議木戸孝允、大蔵卿大久保利通、工部大輔伊藤博文など政府要人を参加させるという前代未聞の挙に出ました。どれだけ大きな期待が寄せられていたかが理解されます。また使節団には津田梅子など5名の女子留学生が参加しており、彼女等が帰国後、教育分野などで活躍したことは広く知られています。使節団は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、オーストリア・ハンガリーなど、各国の皇帝・大統領への謁見をはじめ、日本近代化実現のため各国の政治、経済・産業、技術などの制度や文化を視察しています。また注目すべきはベルギーやオランダ、北欧の国など、大国とは言えない国々も丁寧に視察しています。さらにアメリカでは当時、国家的懸案でした条約改正交渉も行っています。その活動は、非常に多面的でした。本講義では『特命全権大使 米欧回覧実記』に基づき興味深い視察の内容を具体的に検討すると共に、派遣が後世に与えた影響、さらには使節団帰国後の国内政治の変動などを考察します。

* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2018/12/19  

講師

堀口 修 (ほりぐち おさむ)
元大正大学教授・元宮内庁書陵部編修課勤務
1949年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。宮内庁書陵部編修課を経て2011年4月から2016年3月まで大正大学文学部歴史学科教授。専門は日本近現代史。『明治立憲君主制とシュタイン講義―天皇、政府、議会をめぐる論議―』(慈学社出版、2007)、『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』(創泉堂出版、2011年)、『 金子堅太郎と国際公法会―日本の条約改正問題と国際社会―』(創泉堂出版、2013年)、『 関東大震災と皇室・宮内省』(創泉堂出版、2014年)、「明治天皇紀」編修と金子堅太郎(『日本歴史』第661号、2003年)、「昭和大礼記録」の編纂について(『明治聖徳記念学会紀要』復刊53号、2016年)、ほか。


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