302060g 近松作「出世景清」を読む―近世悲劇の確立 【連続講座】平清盛生誕900年記念 ~悠久の想いをはせる~ 『平家物語』を旅する

電話のみ受付

講座概要

講座番号 302060g
期間 2019年3月8日
回数 1回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 50 名
一般料金 1,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

平家の侍大将・悪七兵衛景清は、『平家物語』で勇猛な武将として描かれますが、その登場場面はごく一部です。しかし、近松はこの景清を主人公に、日本で最初の長編悲劇とされる「出世景清」を執筆しました。
本講座では、「出世景清」以前に成立した、いわゆる〈景清物〉を確認した上で、それらを下敷きに書かれた「出世景清」が、いかにして日本の戯曲史を塗り替える画期的な作品となり得たのかを探ります。平家に忠節を誓う景清はもちろんのこと、その恋人・阿古屋の心情に着目し、「出世景清」以前の作品では〈悪女〉であった阿古屋を、のちに文楽および歌舞伎の人気曲「阿古屋琴責のヒロインとなるまでに変化させた、近松の巧みな人物造型について考察する予定です。

* 全講座(7回)お申込み9,000 円(全7回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2019/03/08  

講師

田草川 みずき (たくさかわ みずき)
千葉大学准教授、本学能楽資料センター研究員
早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)早稲田大学。専門は近世文学および日本古典演劇(特に人形浄瑠璃文楽・能)。早稲田大学演劇博物館助手、日本学術振興会特別研究員等を経て、千葉大学高等教育研究機構准教授、早稲田大学演劇博物館招聘研究員、武蔵野大学能楽資料センター非常勤研究員。
主要著書に『浄瑠璃と謡文化―宇治加賀掾から近松・義太夫へ』(早稲田大学出版部、2012年)。早稲田大学名誉教授・内山美樹子氏とともに、朝日新聞の文楽劇評を担当。第5回日本近世文学会賞(2009年)、第28回公益財団法人清栄会奨励賞(研究者部門・2015年)受賞。


PDFパンフレット

電話のみ受付