306031c 戦国大名と分国法  

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講座概要

講座番号 306031c
期間 2018年11月18日
回数 1回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 50 名
一般料金 1,500円
会場 千代田サテライト教室

内容

一部の戦国大名は、分国法と呼ばれる法典を編纂しました。東日本では「今川仮名目録」・「甲州法度之次第」(武田氏)・「塵芥集」(伊達氏)・「結城氏新法度」、西日本では「朝倉孝景条々」・「六角氏式目」・「新加制式」(阿波三好氏)・「大内氏壁書」・「相良氏法度」などが知られます。
しかしすべての大名が法典を編纂したわけではありません。それどころか、鎌倉幕府が制定した「御成敗式目」がいまだ有効な時代で、直近の武家政権たる室町幕府は個別立法に終止し、法典編纂には取り組みませんでした。つまり複数の大名が法典を編纂する状況は、中世武家権力の歴史からすれば例外的事態といえます。いっぽうで「宇都宮家式条」のように、鎌倉時代の段階で、「御成敗式目」を踏まえた法典を整備した武家も存在します。
戦国大名の分国法はどのような過程で編纂され、どのような性格を持つのか。また分国法を制定する家と制定しない家とでは何が違うのでしょうか。そして何より、中世武家権力における法典編纂には、どのような位置づけを与えるべきなのか。
こうした問題を、個々の分国法を紹介しながら考察し、戦国大名権力の特徴についても考えたいと思います。

* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
* お好みの講座を選んでお申込み 1,500 円(1 講座につき)

スケジュール

  日程 内容
第1回 2018/11/18  

講師

丸島 和洋 (まるしま かずひろ)
立教大学兼任講師 日本女子大学・国士舘大学非常勤講師
1977年大阪府生まれ、東京都調布市育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。
国文学研究資料館研究部特任助教などを経て現職。2016年度大河ドラマ「真田丸」時代考証。専門は日本中世史。主な著書に『戦国大名武田氏の権力構造』(思文閣出版、2011年)、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ、2013年)、『郡内小山田氏―武田二十四将の系譜―』(戎光祥出版、2013年)、『図説 真田一族』(同前、2015年)、『真田四代と信繁』(平凡社新書、2015年)、『真田一族と家臣団のすべて』(KADOKAWA新人物文庫、2016年)、『戦国大名武田氏の家臣団―信玄・勝頼を支えた家臣たち―』(教育評論社、2016年)、『真田信繁の書状を読む』(星海社新書、2016年)、『武田勝頼 試される戦国大名の「器量」』(平凡社、2017年)ほか。


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