302072 『枕草子』「日記的章段」を読む ―皇后定子の歌―  

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講座概要

講座番号 302072
期間 2019年2月4日 ~ 2019年3月18日
回数 2回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 50 名
一般料金 3,000円
会場 三鷹サテライト教室

内容

『枕草子』の「日記的章段」と呼ばれる部分からは、作者清少納言を取り巻くさまざまな人間関係をうかがい知ることができます。長保二年(1000)三月二十七日、皇后定子は一条院今内裏から平生昌の家に行啓します。生昌は大進という低い身分の役人でしたが、定子が滞在したため、その家は「三条の宮」と称されます。その後、二十日ほどの短い参内を経て、八月二十七日に再び「三条の宮」に戻った定子は、その生涯を終えるまでここで過ごすことになります。
「三条の宮におはしますころ」は、この「三条の宮」での定子の日常を描いた章段です。珍しく「姫宮」脩子内親王や「若宮」敦康親王の名前が見えるだけではなく、定子の詠んだ歌が書きとめられているのですが、この章段の前後には、定子の詠歌が集中して表れています。他の物語や周辺の資料を参照しながら、定子の最後の日々を追ってみたいと思います。

スケジュール

  日程 内容
第1回 2019/02/04 「三条の宮におはしますころ」
第2回 2019/03/18 「御乳母の大輔の命婦、日向へ下るに」

講師

稲垣 智花 (いながき ちか)
本学非常勤講師
早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。


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