講座番号 | 0207013S |
期間 | 2021年1月27日 ~ 2021年3月2日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,000円 |
会場 | Web配信 |
歌舞伎は、能よりも約200年あと、ちょうど徳川幕府の開かれたころに生まれました。ヨーロッパではシェイクスピアが活躍し、イタリアのオペラが起こったころです。武家に愛好された能と違って、江戸と上方で庶民の娯楽として栄えた歌舞伎は、華やかで楽しくて艶っぽい、独特の魅力に満ちています。が、400年の歴史をもつ古典演劇ですから分かりにくい面もあります。どのように見たら歌舞伎を楽しめるのか、そのコツをお話ししたいと思います。
まず演目の種類と傾向、その特徴、次に役者の魅力、どういう俳優によって歌舞伎が伝えられてきたか、今どういう俳優がいるかをお話しし、最後に数々の名せりふを名優の音源で聴いていただきます。
※この講座は講座番号0207013【Web配信】歌舞伎入門 として2020/8/26~9/15に配信したものです。
リクエストにお応えして再配信いたします。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(200円)の追加有料となります。
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羽田 昶
(はた ひさし)
本学客員教授・元本学能楽資料センター長
1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー