講座番号 | 0407009 |
期間 | 2022年4月6日 ~ 2022年7月5日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 6時間(30分×12回) |
定員 | - |
一般料金 | 5,200円 |
会場 | Web視聴 |
飛鳥時代から奈良時代にかけて、古代には八代六人の女帝が国の統治を担っていました。また神話の時代には天照大神に始まって、神功皇后、飯豊青皇女、手白香皇女など、歴史に大きく関わった女性が存在します。古代の日本において、女性の統治者はどのような役割を果たしていたのか。なぜ女性でなければならなかったのか。女帝による統治が長く続いた理由は何か。平安時代以後は女帝が絶えてしまったのはなぜか。そうしたさまざまな課題について考察しながら、六人の女帝の活躍ぶりを紹介するとともに、現代の天皇制についても言及したいと思います。
第1回 天照大神と卑弥呼/継体天皇と手白香皇女/聖徳太子と推古天皇
第2回 皇極女帝と大化改新/天智天皇と白村江/持統天皇の時代
第3回 藤原不比等と律令制度/元明女帝と奈良遷都/聖武天皇と光明皇后
第4回 藤原仲麻呂の独裁/孝謙女帝と道鏡/桓武天皇と平安遷都
本講座は、紙資料はございません。
三田 誠広
(みた まさひろ)
本学名誉教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長
1973年、早稲田大学文学部卒。
1977年、『僕って何』で芥川賞。
2019年3月まで武蔵野大学教授。
主な著書。『いちご同盟』『空海』『日蓮』『親鸞』『こころにとどく歎異抄』『源氏物語を反体制文学として読んでみる』
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー