講座番号 | 0407011 |
期間 | 2022年6月1日 ~ 2022年8月30日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 3時間(30分×6回) |
定員 | - |
一般料金 | 2,600円 |
会場 | Web視聴 |
芭蕉の発句(俳句)というと、「古池や蛙飛び込む水の音」のような作風を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ところが、芭蕉は最初からこのような句を詠んでいたわけではありません。つねに「新しみ」を追究してゆき、時代とともにその作風をどんどん変化させてゆくのが、芭蕉という俳人でした。芭蕉がその人生のなかでどのような句を生み出していったのか、いくつかの時代に分け、代表的な発句をいくつか取り上げてじっくり味わってみたいと思います。今回はまったく作風の違う初期の寛文・延宝期から、独自の俳風に目覚めてゆく天和・貞享期の発句を取り上げます。
※以前のWeb講座「芭蕉の人生と旅」①で取り上げた「芭蕉の人生と発句」というテーマを、今回は4つの時代ごとに分けて、より深く丁寧に発句の分析をしながら解説してゆきます。
第1回 寛文・延宝期の芭蕉発句
第2回 天和・貞享期の芭蕉発句
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永田 英理
(ながた えり)
本学非常勤講師
武蔵野大学・白百合女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。専門は俳文学で、松尾芭蕉の俳諧や俳論を研究している。著書『蕉風俳論の付合文芸史的研究』(ぺりかん社、2007年)、共著『連歌辞典』(東京堂出版、2010年)、『『おくのほそ道』解釈事典―諸説一覧』(東京堂出版、2003年)など。
【学外サイト】
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