講座番号 | 0407012 |
期間 | 2022年4月6日 ~ 2022年6月28日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 3時間(30分×6回) |
定員 | - |
一般料金 | 2,600円 |
会場 | Web視聴 |
愛はものを与えたり、めぐんだりする意味からいたわる意になった。なかなか即物的な一面が強い。あらゆる人間と人間関係の歴史を通して、多様な意味のことばになった。
①いつくしむ、かわいがる、なさけをかける ②思いあう、こいしたう ③好む ④あわれむ
⑤おしむ
これらの意味でほとんどが網羅されている。詠まれる対象が自己であったり他人であったり、人以外の自然や風物、風潮それに過去の人物、出来事、理想とするものなど多様である。
漢詩のテーマとしては、『詩経』以来すべての時代で詠みつづけられてきた。本講座では、時代の流れよりも小テーマ別に多くの詩を読みたい。教科書や一般的な解読本にはないような詩もある。内容と形成、作者などの意外性も味わう。
すべての時代を通して永遠のテーマでもあることと共に。
1.愛の詩(うた)―さまざま― 夫と妻、家族、親子、兄弟、友人など<唐代以前を主として>
2.愛の詩(うた)―さまざま―親の思い、夫の思い、夫と妻のやりとり<杜甫・李白・白居易・陸游・詩経>
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小笠原 博慧
(おがさわら ひろとし)
福泉寺住職・本願寺派布教使
1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。
【学外サイト】
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