講座番号 | 0407023 |
期間 | 2022年4月13日 ~ 2022年7月19日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 7.5時間(30分×15回) |
定員 | - |
一般料金 | 6,500円 |
会場 | Web視聴 |
1871年4月20日(明治4年3月1日)にわが国の近代郵便が創業され、最初の切手が発行されてから、150年が経過しました。今回の講座では、明治初年から1945(昭和20)年の大東亜戦争終戦までを扱った「日本の郵便150年の歴史1」に続き、1945年の終戦から1952(昭和27)年の講和独立までの占領時代の切手や郵便物について、当時の時代背景とともにわかりやすく解説していきます。
1945年の敗戦により、わが国は連合諸国の占領下に置かれ、戦前の大日本帝国は解体されました。占領下の“民主化”により、切手の表示も“大日本帝國郵便”から“日本郵便”に代わり、戦前の切手には掲げられていた菊花紋章も外されました。切手の題材も“民主国家”にふさわしいものに変更され、当時の日本社会を覆っていた猛烈なインフレは郵便料金にも反映されています。、また、戦後復興の進展に伴い、切手の品質も急速に改善されるなど、当時の歴史状況は切手や郵便物にもしっかりとその痕跡を残しています。今回の講座では、それらを丁寧に読み解きつつ、国際情勢の変化もふまえた戦後史をお話します。
第1回 占領時代の始まり
第2回 “民主化”と切手
第3回 見返り美人の時代
第4回 逓信省から郵政省へ
第5回 講和独立への途
この講座は、必携図書がございます。ご購入は、ご自身でお買い求めくださいますようおい願いします。
ご講義は、概ね、この図書に沿った内容となっております。
書名:切手でたどる郵便創業150年の歴史 Vol.2戦後編 著者:内藤陽介
出版社:日本郵便出版(2021年11月20発行) 価格:2,530円
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(1000円)の追加有料となります。
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著書名:切手でたどる郵便創業150年の歴史 Vol.2戦後編 著者名:内藤陽介
出版社:日本郵便出版(2021年11月20発行) 価格:2,530円
内藤 陽介
(ないとう ようすけ)
郵便学者・ノンフィクション作家
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。仏像関連のまとまった記述がある著書として、『解説・戦後記念切手』(全7巻+別冊1、日本郵趣出版 2001-09年)、『切手が伝える仏像:意匠と歴史』(彩流社 2009年)、『年賀状の戦後史』(角川oneテーマ新書 2011年)『蘭印戦跡紀行』(彩流社 2013年)、『日韓基本条約』(えにし書房 2020年)など。
【学外サイト】
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