講座番号 | 0407026 |
期間 | 2022年5月18日 ~ 2022年7月26日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
軍の最高司令官であり行政府のリーダーであり、官吏任命権を握るアメリカ大統領は、最高の権限と権力を有します。歴代大統領はこうした権限を背景に政策策定、運営にリーダーシップを発揮してきました。米ソが核戦争の瀬戸際までいった戦後最大の危機、1962年のキューバ危機では、国民の圧倒的支持の下にケネディ大統領がすばらしいリーダーシップを発揮しました。ワシントン初代大統領の図柄の米1ドル札(白頭鷲)は米国の建国の理念を理解するヒントとなります。国の象徴である白頭鷲は強さ、勇気、自由、不死のシンボルであるとされます。同じ民主主義国でも米大統領制と日本の議院内閣制では大きな違いがあります。米国が大統領制国家であると同時に、司法、立法、行政の3権分立が「チェック&バランス(抑制と均衡)」の仕組で成り立っています。大統領権限は強大ですが、権限の行使は3権分立に基づく民主的なプロセスの中でしなければなりません。バイデン大統領を含む第2次世界大戦後の大統領の就任1年目の年平均支持率を比較してみます。これらを手掛かりとして米大統領のリーダーシップについて考えたいと思います。
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浅川 公紀
(あさかわ こうき)
元本学教授・筑波学院大学名誉教授
昭和19年山梨県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。国際政治、米国政治外交論、日米関係論専攻。筑波学院大学名誉教授。著書に『戦後米国の国際関係』『アメリカ外交の政治過程』『アメリカ大統領と外交システム』『アメリカの外交政策』『現代アメリカ政治の分析』『冷たい平和』『名著に学ぶ国際関係論』『戦後アメリカ外交の軌跡』『戦後日米関係の軌跡』などがある。
【学外サイト】
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