講座番号 | 0407033b |
期間 | 2022年4月6日 ~ 2022年6月28日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
近年、人工知能技術に関する論文が爆発的に出版されており、人工知能技術を応用とした社会システム、サービスが展開されてきています。「シンギュラリティ」は技術的特異点と訳され、ひとたび自律的に動作する優秀な機械による知性が生まれると、自律的にその知性が何度もバージョンアップがされ、人間の想像力を超えた優秀な知性が生まれるのではないかという仮説です。レイ・カーツワイルによれば2045年にそのときが起こるとされていますが、私はもう起こっていると考えています。もうシンギュラリティが起こっているとするならば、現在の人工知能技術の発展とその応用により、我々の生活がどのように変化していくのかを議論することにより、シンギュラリティインパクトの中でより社会・環境をよくし、我々人類が進化する道筋について考えていきます。さらに、人工知能技術によって自律的に機械が知的に動作していく社会において、それらの人工知能技術の説明可能性(アカウンタビリティ)が重要であることが叫ばれています。説明可能な人工知能(XAI)についても述べることとします。
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中西 崇文
(なかにし たかふみ)
本学准教授
データサイエンス学部データサイエンス学科長
1978年、三重県伊勢市生まれ。データサイエンティスト、博士(工学)。
2006年3月、筑波大学大学院システム情報工学研究科にて博士(工学)の学位取得。2006年より情報通信研究機構にてナレッジクラスタシステムの研究開発等に従事。2014年4月より国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授・主任研究員、テキストマイニング、データマイニング手法の研究開発に従事。2018年4月、武蔵野大学工学部 数理工学科 准教授。2019年4月より武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科長。デジタルハリウッド大学大学院客員教授。
現在、機械学習などをはじめとする人工知能技術をコアとしたシステムの研究開発やそれらのビジネス、サービスの立ち上げを目的とした企業連携研究プロジェクトを多数推進中。
専門は、データマイニング、感性情報処理、メディアコンテンツ分析など。
著書に「Pythonハンズオンによる はじめての線形代数」(森北出版)、『スマートデータ・イノベーション』(翔泳社)、「シンギュラリティは怖くない:ちょっと落ちついて人工知能について考えよう」(草思社)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー