講座番号 | 0407035c |
期間 | 2022年4月20日 ~ 2022年7月26日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
聖徳太子は、叔母の推古天皇を補佐し、冠位十二階や十七条憲法を制定するほか、仏教を厚く信仰したことでよく知られています。しかし、その出生からはじめ、十人のことばを聞き分けたとする豊かな耳の伝承など、その存在はある部分、伝説に包まれた形で後世に伝わっています。また、彼の片腕と言われた秦河勝は、大化の改新前年、富士川のほとりから広まった新興宗教を駆逐したなどと記されますが、一方、伝説では能楽の始祖ともいわれています。本講座では、『日本書紀』の聖徳太子とその周辺の伝承を基点に、日本文化における太子伝承の意味するところを探っていきたいと思います。
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伊藤 高雄
(いとう たかお)
本学非常勤講師
1958年神奈川県中郡二宮町生まれ。國學院大學博士課程修了。博士(文学)。武蔵野大学・横浜国立大学・東京女学館大学・獨協医科大学・國學院大學・國學院大學栃木短期大学兼任講師。専門は日本古代文学・伝承文学・民俗学。ことわざ学会理事。
小学館『故事俗信ことわざ大辞典』編集委員、櫻井満監修『万葉集を読む事典』(共著)、最近では「折口信夫『大嘗祭の本義』講演の実際」(『國學院大學紀要』令和3年)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー