講座番号 | 0407035d |
期間 | 2022年4月20日 ~ 2022年7月26日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
戦後の日本考古学は、記紀神話からの決別を前提として進められてきた。神代の部分は完全な虚構であり、さらに第10第の崇神より前も完全創作だとされ、歴史学の対象から除外されたのである。そのため神話の基層に関わる可能性の高い「自然」への感心は薄れ、聖山(火山)への信仰や日の出・日の入り信仰、あるいは月の若水信仰といった諸要素への検討も除外されてきた。しかしこうした閉塞状態もほどなく解消されるであろう。背中を押すのはGPSの発達と天文学の高度な計算を組み込んだ再現ソフトの登場である。こうした技術を駆使するなら、先の現象はどう読み解けるのか。この点を解説する。
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著書名:古墳の方位と太陽 著者名:北條芳隆
出版社:同成社(2017年5月発行) 価格:4,800円(税抜)
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北條 芳隆
(ホウジョウ ヨシタカ)
東海大学教授
1960年 長野県生まれ
2002年 東海大学文学部歴史学科考古学専攻の助教授として着任
現在 同学同専攻 教授
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