0407035 【Web視聴】『日本書紀』の編纂1300年  

受付中

講座概要

講座番号 0407035
期間 2022年4月20日 ~ 2022年7月26日
回数
曜日
時間 7.5時間(30分×15回)
定員
一般料金 6,000円
会場 Web視聴

内容

こちらは、『日本書紀』の編纂1300年 の講座にあたって、
0407035a【Web視聴】日本書紀の1300年
0407035b【Web視聴】日本武尊ー「まこと」の伝承
0407035c【Web視聴】聖徳太子とその周辺
0407035d【Web視聴】記紀神話と景観・考古天文学
0407035e【Web視聴】持統天皇と天智天皇
全5回お申込み用です。

日本国最古の正史『日本書紀』編集から1300年が過ぎました。あらためて、さまざまな角度から『日本書紀』について考察しましょう。

0407035a【Web視聴】日本書紀の1300年
講師:東海大学教授/志水 義夫 (しみず よしお)
配信期間:4月20日 ~ 7月26日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
2020年(令和2年)に『日本書紀』全30巻が系図1巻を添えて朝廷に提出された720年(養老4年)から1300年のアニヴァーサリーをむかえました。そこで日本の国の正史として、『日本書紀』はどのように作られ、読まれ、現在に至ったのか、『日本書紀』の歩んだ1300年を振り返ってみましょう。



0407035b【Web視聴】日本武尊ー「まこと」の伝承
講師:本学非常勤講師/渡部 修 (わたべ おさむ)
配信期間:4月20日 ~ 7月26日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
周知の通り、『日本書紀』と『古事記』は素材を同じくする伝承によって構成されています。しかし、その内容は両者で大きく異なる場合が少なくありません。これは両者の伝承が定着した時代の違いや両者の編纂目的の違いなど、さまざまな要因が影響したものと考えられます。
本講座では、そうした伝承のうち、もっとも著名なものの一つであるヤマトタケルノミコト伝承を取り上げます。
ヤマトタケルノミコト伝承は、本居宣長が『古事記』の東征出立の場面を激賞して以来、『古事記』を中心としてその文学性に注目して語られることが多くなっています。しかし、本来的には正史である『日本書紀』記載の伝承の方を正伝とすべきものと考えて良いでしょう。そこに描かれるヤマトタケルノミコトは、父帝に疎まれ最後は故郷を目前に放浪の内に死を迎える『古事記』の伝承とは大きく異なり、父帝の寵愛と信頼を受けそれに応えようと奮闘する姿が描かれています。それは『古事記』の伝承が「あわれ」の価値観を前面に出しているのに対し、「まこと」の価値観を前面に出した伝承ということができるでしょう。『日本書紀』のヤマトタケルノミコト伝承を通して、古代日本人が理想としたであろう「まこと」の心を考えます。



0407035c【Web視聴】聖徳太子とその周辺
講師:本学非常勤講師/伊藤 高雄 (いとう たかお)
配信期間:4月20日 ~ 7月26日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
聖徳太子は、叔母の推古天皇を補佐し、冠位十二階や十七条憲法を制定するほか、仏教を厚く信仰したことでよく知られています。しかし、その出生からはじめ、十人のことばを聞き分けたとする豊かな耳の伝承など、その存在はある部分、伝説に包まれた形で後世に伝わっています。また、彼の片腕と言われた秦河勝は、大化の改新前年、富士川のほとりから広まった新興宗教を駆逐したなどと記されますが、一方、伝説では能楽の始祖ともいわれています。本講座では、『日本書紀』の聖徳太子とその周辺の伝承を基点に、日本文化における太子伝承の意味するところを探っていきたいと思います。


0407035d 【Web視聴】記紀神話と景観・考古天文学
講師:東海大学教授/北條 芳隆 (ホウジョウ ヨシタカ)
配信期間:4月20日 ~ 7月26日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
戦後の日本考古学は、記紀神話からの決別を前提として進められてきた。神代の部分は完全な虚構であり、さらに第10第の崇神より前も完全創作だとされ、歴史学の対象から除外されたのである。そのため神話の基層に関わる可能性の高い「自然」への感心は薄れ、聖山(火山)への信仰や日の出・日の入り信仰、あるいは月の若水信仰といった諸要素への検討も除外されてきた。しかしこうした閉塞状態もほどなく解消されるであろう。背中を押すのはGPSの発達と天文学の高度な計算を組み込んだ再現ソフトの登場である。こうした技術を駆使するなら、先の現象はどう読み解けるのか。この点を解説する。


0407035e 【Web視聴】持統天皇と天智天皇
講師:本学名誉教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長/三田 誠広 (みた まさひろ)
配信期間:4月20日 ~ 7月26日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
「日本書紀」の掉尾を飾る女帝です。歴代の天皇の中でも最も独裁者的な色彩の強い権力者で、「日本書紀」および「古事記」の編纂や内容についても大きく関与しているのではないかと思われます。夫の天武天皇の政権奪取は、壬申の乱と呼ばれる内戦によって実現しました。その前の政権は天智天皇ですが、持統の天智の娘です。天智天皇から、天武、持統を経て、孫の文武、さらには嫁であり異母妹でもある元明女帝に到るまでの歴史の流れを概観しながら、持統女帝に人物像について考察します。




お知らせ---この講座のご受講につきまして---

◆講座のご視聴までのお手続き
・上記、講座概要にあります「期間」が、講座の視聴できる「視聴期間」に対応します。
・お申込後、ご登録のご住所に、「受講の手引き」「払込取扱票」を郵送いたします。
・「払込取扱票」にてお支払いください。ご入金確認後、視聴期間開始日前に、視聴に必要なURLとパスワード等を、お申込み時のメールアドレス宛にご連絡いたします。

◆Web視聴による講座の受講をご希望の方は、メールでもお申込みいただけます。
◇ご送付先:lifelong@musashino-u.ac.jp
◇お申込みメールに記載していただきたい項目
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※2 下記「教材」にてご案内の、紙資料として講座資料(レジュメ)郵送をご希望の方はその旨ご記入ください(紙資料は別途有料(概ね、講座90分あたり200円)になります)。

※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。

教材

講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(800円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。

※紙資料郵送ご希望の方は、
詳細ページよりお申込みください。


講師の先生より受講生のみなさまへ(講座のご案内)


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講師

志水 義夫 (しみず よしお)
東海大学教授
東海大学文学部教授。博士(文学)。東海大学文学部北欧文学科から東海大学大学院に進んで万葉学者櫻井満に『古事記』『万葉集』を学ぶ。研究テーマは『古事記』の成立。現在は『日本書紀』受容史を研究中。古事記学会や上代文学会、歌舞伎学会で理事をつとめる。
著書に『上代文学への招待』(共著 ぺりかん社)、『古事記生成の研究』(おうふう)、『古事記の仕組み』(新典社新書37)。論文に「日本書紀研究序説」(青木周平先生追悼『古代文学論叢』)、「古事記とKALEVALA」(大学書林『小泉保教授傘寿記念論文集 言外と言内の交流分野』)、「古典文学末流考─アニメ『機動戦艦ナデシコ』の技法─」(嘉悦女子大学紀要『研究紀要』第94輯)、「弁慶の飛六法」(東海大学日本文学会『湘南文学』第42号)などがある。


渡部 修 (わたべ おさむ)
本学非常勤講師
1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)『くずし字で読む「百人一首一夕話」』(武蔵野書院 共編著)など。


伊藤 高雄 (いとう たかお)
本学非常勤講師
1958年神奈川県中郡二宮町生まれ。國學院大學博士課程修了。博士(文学)。武蔵野大学・横浜国立大学・東京女学館大学・獨協医科大学・國學院大學・國學院大學栃木短期大学兼任講師。専門は日本古代文学・伝承文学・民俗学。ことわざ学会理事。
小学館『故事俗信ことわざ大辞典』編集委員、櫻井満監修『万葉集を読む事典』(共著)、最近では「折口信夫『大嘗祭の本義』講演の実際」(『國學院大學紀要』令和3年)など。


北條 芳隆 (ホウジョウ ヨシタカ)
東海大学教授
1960年 長野県生まれ
2002年 東海大学文学部歴史学科考古学専攻の助教授として着任
現在 同学同専攻 教授


三田 誠広 (みた まさひろ)
本学名誉教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長
1973年、早稲田大学文学部卒。
1977年、『僕って何』で芥川賞。
2019年3月まで武蔵野大学教授。
主な著書。『いちご同盟』『空海』『日蓮』『親鸞』『こころにとどく歎異抄』『源氏物語を反体制文学として読んでみる』


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