講座番号 | 0407036a |
期間 | 2022年4月13日 ~ 2022年7月19日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
元弘3年(1333)5月8日、上野国にあった新田義貞はわずか150騎ばかりで挙兵し、鎌倉を目指して攻め上ります。武蔵国入間川・小手指原の合戦で勝利し勢いづいた義貞軍の軍勢は増え続け、ついに22日には鎌倉を攻め落とします。それまで150年以上続いた鎌倉幕府は一挙に滅亡しました。そうした華々しい活躍をした義貞でしたが、その後の彼の運命は主君となった後醍醐天皇、ライバルであった足利尊氏の二人によって翻弄されていきます。そして南北朝動乱の中、各地を転戦し、延元3年(1338)7月、ついに越前国藤島で不慮の死を迎えます。義貞が歴史の表舞台にでてから戦死するまではわずか5年あまりでした。この間、彼はなぜ戦い続けたのか。そして何を目指していたのか?本講義では、あまり注目されることのなかった、鎌倉幕府倒幕後の新田義貞についてみていきたいと思います。
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三浦 龍昭
(みうら たつあき)
大正大学教授
1975年鹿児島県生まれ。大正大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。博士(文学)。現在、大正大学文学部歴史学科教授。
専門は日本中世政治史、とくに南北朝時代の政治史。日本古文書学会評議員・編集委員。
著書・論文に、『征西将軍府の研究』(青史出版、2009年)、『南朝研究の最前線』(共著 洋泉社、2016年)、『歴史と仏教』(共著 文化書院、2012年)、「南朝の綸旨について-後村上天皇綸旨の基礎的考察-」(阿部猛編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年)など。
【学外サイト】
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