講座番号 | 0407037c |
期間 | 2022年4月6日 ~ 2022年7月12日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
江戸は、江戸時代を通じて全国一の巨大都市として認識されてきました。将軍の御膝元として、幕府の首都機能を持ち、江戸城の周辺には全国の諸大名の藩邸や旗本屋敷が配置され、日本橋・京橋を中心に町が展開し、各所に寺社が建立されるなど、政治・経済・文化の中心地として、全国から人々が行き交い、繁栄し続けます。徳川家康が江戸に幕府を開いてから次第に発展を遂げて行きますが、本所・深川が新たに開発されるなど、地理的にも拡大していき、町や名所の数量を増大させながら、都市江戸の姿は変容し続けていきます。複雑に展開していく都市江戸のあらましをその都度に把握するために、「紫の一本」・「江戸砂子」・「江戸名所図会」など、観光案内書として多くの地誌が著され、増補改訂を重ねながら内容を充実させていきます。江戸の地誌に現れる都市江戸の発展の様子を見て行きます。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。
※紙資料郵送ご希望の方は、
詳細ページよりお申込みください。
中元 幸二
(なかもと こうじ)
品川区品川歴史館学芸員
昭和63年(1988)立正大学文学部史学科卒業。平成3年(1991)立正大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。
平成2年(1990)~平成23年(2011)東京都公文書館専門員。平成23年(2011)~令和4年(2022)3月国分寺市ふるさと文化財課。令和4年(2022)4月~現職。
「北条氏所領役帳の諸本について」(神奈川地域史研究第15号、平成4年【1992】12月)
『寒川町史6 通史編 原始・古代・中世・近世』所収「第二部古代・中世 第三章南北朝・室町時代の寒川」(平成10年【1998】11月、寒川町)「中世相模における水系と開発」(神奈川地域史研究第26号、平成20年【2008】12月)
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー