講座番号 | 0407037e |
期間 | 2022年4月6日 ~ 2022年7月12日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
「連句」とは、付合(つけあい)文芸という種類の詩です。付合文芸とは、「五・七・五」と「七・七」を交互に詠み連ねながら、次々にその世界を転じさせてゆく形式の詩のことをいいます。
現在、「俳句」は多くの人たちに親しまれていますが、江戸時代に、庶民から大名に至るまで幅広く流行していたのは、「連句」の方でした。芭蕉自身も、「自分は発句(俳句)よりも連句の方が得意である」と言っていたくらいです。芭蕉が自負していた「連句」を、一緒に読んでみませんか。
本講座では、初めて「連句」(付合文芸)という文芸に触れる人たちのために、「連句」の仕組みや味わい方をまずは簡単に解説します。そのあとに、芭蕉の詠んだ(付けた)連句作品の一部を、少しずつではありますが、味わってみたいと思います。
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永田 英理
(ながた えり)
本学非常勤講師
武蔵野大学・白百合女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。専門は俳文学で、松尾芭蕉の俳諧や俳論を研究している。著書『蕉風俳論の付合文芸史的研究』(ぺりかん社、2007年)、共著『連歌辞典』(東京堂出版、2010年)、『『おくのほそ道』解釈事典―諸説一覧』(東京堂出版、2003年)など。
【学外サイト】
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