講座番号 | 0401025 |
期間 | 2022年7月12日 ~ 2022年8月2日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 火 |
時間 | 13:00~14:30 |
定員 | 20 名 |
一般料金 | 8,000円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
入門編の1と2では能の歴史的展開、作者と作品、そして流派と演者、劇構造と演技を概観してきましたが、入門編3では、能の演技・演出の基礎的な要素である謡、型(舞と所作)、囃子、面・装束それぞれの技法について、視聴覚資料を用いながら、お話しします。それによって能の演技にはどういう特徴があるのか、どのように見ればよいのか、どのように聴けばよいのかを認識していただきたいと思います。
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2022/07/12 | 謠の技法――旋律とリズムの構造 |
第2回 | 2022/07/19 | 型の技法――所作の単元、舞の種類 |
第3回 | 2022/07/26 | 囃子の技法――笛・小鼓・大鼓・太鼓の役割 |
第4回 | 2022/08/02 | 面・装束の技法――コスチューム・プレイとしての能 |
羽田 昶
(はた ひさし)
本学客員教授・元本学能楽資料センター長
1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー