講座番号 | 0407053 |
期間 | 2022年9月7日 ~ 2022年10月25日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 3時間(30分×6回) |
定員 | - |
一般料金 | 2,600円 |
会場 | Web視聴 |
『古事記』『日本書紀』には、日本武尊を主人公とする東征譚が見られる。なかでも、渡海に際して弟橘媛が尊の身代わりとなって入水したという話はきわめて印象深い。この話に登場する弟橘媛は後代いかに受け止められたのであろうか。今回は、近世期の様子を捉えてみたい。この時代には、絵入り本が多種多様に出版される。そうした中、媛の事績をわかりやすく示すために、媛の登場する場面が絵画化される。本講座では、そうした「描かれた弟橘媛」を取り上げて、その時代にこの話がいかに受け止められていたかを探ることにする。
1回目「近世期の弟橘媛」
2回目「近世における弟橘媛入水譚の受容」
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入江 英弥
(いりえ ひでや)
弘前学院大学教授
著書・論文に「『遠野物語』第99話〈津波で亡くなった妻との遭遇譚〉考」(『弘学大語文』第41号 2015年3月)、「柳田国男『遠野物語』第22話における叙述の方法」(『弘学大語文』第42号 2016年3月)、「『遠野物語』第10・11話〈昔の人〉の内容と叙述方法」(『民俗学論叢』第33号 2018年7月)、『オトタチバナヒメ伝承』岩田書院2020年
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー