講座番号 | 0407055 |
期間 | 2022年9月14日 ~ 2022年10月25日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
『枕草子』の「日記的章段」と呼ばれる部分からは、作者清少納言を取り巻くさまざまな現実の人間関係をうかがい知ることができますが、『枕草子』には、作者とは直接関係のない人物のエピソードも記されています。紫式部の夫として知られる藤原宣孝が、慣例に反して派手な装いで御嶽参詣したことを「揶揄している」というのが、のちの紫式部の清少納言に対する酷評の原因、とはよくいわれますが、はたしてこれは本当なのでしょうか。今回は、同時代に実在した人々を清少納言がどのように見ていたか、探ってみたいと思います。
1『枕草子』「日記的章段」を読む ―清少納言のまなざし―
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稲垣 智花
(いながき ちか)
本学非常勤講師
早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。
【学外サイト】
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