講座番号 | 0407067 |
期間 | 2022年8月10日 ~ 2022年9月20日 |
回数 | − |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,300円 |
会場 | Web視聴 |
脱炭素化の柱は電動化と再エネだが、これだけではCO2排出をネットゼロにはできない。電力では対応が難しい領域に「水素」を活用すること、具体的には、運輸部門では大型重量車両、船舶、航空機等、発電部門・産業部門ではCO2を大量に排出する火力発電・製鉄・化学工業等の脱炭素化に化石資源に代え水素を燃料や原料に用いることが必要となる。そしてその水素は製造過程でCO2を排出しないCO2フリー水素でなければならない。
この数年で再生可能エネルギー発電のコストが大幅に低下した。この結果、再エネ電力により水を電気分解して製造するグリーン水素のコストも大幅に低下し、化石燃料を代替することが経済的にも現実味を持って見通せる状況となってきた。
本講座では、今後需要の急拡大が見込まれるグリーン水素の製造・サプライチェーン構築に向けた世界の最新動向とわが国が取り組むべき課題や施策をわかりやすく解説します。
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西脇 文男
(にしわき ふみお)
本学客員教授・環境エコノミスト
1946年2月生。1968年4月日本興業銀行入行。同行取締役、興銀リース(株)副社長、DOWA ホー ルディングス(株)常勤監査役を歴任。2013年9月より武蔵野大学客員教授。
著書:日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス(東洋経済新報社)、再生可能エネルギーがわかる(日本経済新聞出版社)、レアメタル・レアアースがわかる(日本経済新聞出版社)、景気の見方と金利・相場感覚の磨き方(近代セールス社)、新国際金融事情(共同執筆 財経詳報社)。
訳書:FED ウォッチング(D・ジョーンズ著 日本経済新聞社)。
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