0407080 【Web視聴】森 鷗外 没後100年記念講座  

受付中

講座概要

講座番号 0407080
期間 2022年7月6日 ~ 2022年10月25日
回数
曜日
時間 7.5時間(30分×15回)(0407080a及び、0407080eは、8/31から視聴いただけます。)
定員
一般料金 6,000円
会場 Web視聴

内容

こちらは、「森鷗外没後100年記念講座」の講座にあたって、
0407080a【Web視聴】森鷗外と国際情勢 「椋鳥(むくどり)通信」の世界(8/31~視聴)
0407080b【Web視聴】『舞姫』を読み直す
0407080c【Web視聴】『高瀬舟』
0407080d【Web視聴】『澁江抽斎』に親しむ
0407080e【Web視聴】戯曲『生田川』を読む― 演劇人としての鷗外―(8/31~視聴)
全5講座お申込み用です。

三鷹の墓地に眠る文豪 森鷗外。さまざまな角度から、その生涯の作品を追求します。
※0407080a及び、0407080eは、8/31から視聴いただけます。


0407080a 【Web視聴】森鷗外と国際情勢 「椋鳥(むくどり)通信」の世界
講師: 山口 徹
配信期間:8月31日 ~ 10月4日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
ドイツの貴族社会とも交わることのあった?外青年期の留学経験を三島由紀夫が羨んだというエピソードが残っていますが、鷗外は帰朝後も長きにわたって国際社会の情勢に目を光らせていました。日露戦争凱旋後、雑誌「スバル」で長期連載を開始したのが「椋鳥通信」という、世界の最新動向を幅広く翻訳速報した情報コラムです。その内容は文化情報に留まらず、たとえば放射能、エネルギー、国際紛争、地政学上の動向などを含み、3.11やウクライナ情勢など今日を生きる私たちの重要課題に直結するトピックが見事にフォロー・アップされています。現代社会の基礎が築かれた時代を、当代きっての知の巨人がどのように視ていたか、紹介していきます。

0407080b 【Web視聴】『舞姫』を読み直す
講師: 宮川 健郎
配信期間:7月27日 ~ 10月4日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
「舞姫」は、1890(明治23)年、雑誌『国民之友』に発表されました。その「舞姫」が高等学校の国語教科書にはじめて掲載されたのは1957(昭和32)年です。以来、長く教科書に掲載さている「定番教材」でもある「舞姫」を新しい研究も参照しながら読み直します。作品の文体、構造、成立の事情などについて考え、まったくスタイルのちがう二葉亭四迷の「浮雲」とともに、日本の近代文学を出発させた作品といわれるのは、なぜなのか、それも考え直します。

0407080c 【Web視聴】『高瀬舟』
講師: 三田 誠広
配信期間:7月6日 ~ 10月25日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
鷗外の晩年の短篇「高瀬舟」について語ります。歴史小説の魅力と鷗外の着眼点のおもしろさを考えてみましょう。比較のために同時期に書かれた「寒山拾得」についても触れます。ポイントは「わかる話」と「わからない話」の魅力ということになるでしょうか。また簡単に鷗外の生涯についても語り、作者と作品の関係についても考えてみたいと思います。

0407080d 【Web視聴】『澁江抽斎』に親しむ
講師: 佐藤 秀成
配信期間:7月27日 ~ 10月4日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
作中で鷗外が取材に訪れた「感應寺」(谷中)抽斎の墓所・墓碣銘の現状から始め、作品の時代背景、抽斎と四妻・五百(いお)の生き生きとした人物像、現代にも通じる疫病,・地震・犯罪との遭遇、人々のストレス、多かった離婚などに注目。おわりに晩年に鷗外が到達した史伝の方法について解説いたします。
講義の前に『渋江抽斎』をお読みください。岩波文庫がおすすめです。

【Web視聴】戯曲『生田川』を読む― 演劇人としての鷗外―
講師: 羽田 昶
配信期間:8月31日 ~ 10月25日
時間:1.5時間(30分×3)
概要:
森鷗外はいち早くイプセンやハウプトマンなど、ヨーロッパの戯曲を翻訳、紹介し、小山内薫に影響を与えたことでも知られています。自身、何編も戯曲を書き、それらは自由劇場その他で上演されています。
その鷗外が口語体で史劇を書いた早い例として「生田川」があります。これは『万葉集』巻九、『大和物語』一四七段、能「求塚」と同じ題材によるものですが、鷗外はそのいずれをも取り入れながら、どれとも違う新しい思想による人間像を描いています。その「生田川」を丁寧に読み解き、併せて演劇人としての鷗外に迫りたいと思います。

お知らせ---この講座のご受講につきまして---

◆講座のご視聴までのお手続き
・上記、講座概要にあります「期間」が、講座の視聴できる「視聴期間」に対応します。
・お申込後、ご登録のご住所に、「受講の手引き」「払込取扱票」を郵送いたします。
・「払込取扱票」にてお支払いください。ご入金確認後、視聴期間開始日前に、視聴に必要なURLとパスワード等を、お申込み時のメールアドレス宛にご連絡いたします。

◆Web視聴による講座の受講をご希望の方は、メールでもお申込みいただけます。
◇ご送付先:lifelong@musashino-u.ac.jp
◇お申込みメールに記載していただきたい項目
件名 「Web視聴講座 視聴希望」
本文
 ①登録番号※1
 ②ご氏名
 ③フリガナ
 ④お申込み講座番号
 ⑤講座名
 ⑥紙資料郵送希望の有無※2

※1 武蔵野大学生涯学習講座の「登録番号」をお持ちでない方(初めてお申込みされる方)は、
 ⑦郵便番号
 ⑧ご住所
 ⑨お電話番号 を追記。

※2 下記「教材」にてご案内の、紙資料として講座資料(レジュメ)郵送をご希望の方はその旨ご記入ください(紙資料は別途有料(概ね、講座90分あたり200円)になります)。

※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。

教材

講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(90分あたり200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。

※紙資料郵送ご希望の方は、
詳細ページよりお申込みください。

講師

山口 徹 (やまぐち とおる)
相模女子大学教授 森鷗外記念会会員(評議員)
早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学助手、青山学院大学女子短期大学非常勤講師、弘前大学人文学部講師・准教授を経て現職。
著書に『鷗外「椋鳥通信」全人名索引』(翰林書房、2011)、共著に『〈国語教育〉とテクスト論』ひつじ書房 2009年)、『官立弘前高等学校資料目録 北溟の学舎の資料群』(弘前大学出版会、2009)、『日本近代文学館所蔵太宰治自筆資料集』(オンライン版解説 J-DAC 2014年)、『文京区立森鷗外記念館所蔵森鷗外宛書簡集2〈あ~い〉編)』(2019)など。論文に「鷗外『青年』における青年像―時代思潮と古典解釈融合の試み―」(「国語と国文学」2016年5月)、「鷗外「妄想」周辺-ファウスト受容と作品生成」(「鷗外」2018年3月)など。森鷗外を中心に、内田百閒、佐藤春夫、太宰治など、ロマン主義的な傾向を示す作家について関心を持ち研究を進めている。


宮川 健郎 (みやかわ たけお)
本学名誉教授・一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団理事長・日本児童文学学会会長
立教大学大学院博士前期課程修了。文学修士。宮城教育大学助教授、明星大学教授を経て、武蔵野大学教育学部教授。著書に、『現代児童文学の語るもの』(NHKブックス)、『子どもの本のはるなつあきふゆ』(岩崎書店)、編著『名作童話 小川未明30選』、『名作童話を読む 未明・賢治・南吉』(いずれも春陽堂書店)など。


三田 誠広 (みた まさひろ)
本学名誉教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長
1973年、早稲田大学文学部卒。
1977年、『僕って何』で芥川賞。
2019年3月まで武蔵野大学教授。
主な著書。『いちご同盟』『空海』『日蓮』『親鸞』『こころにとどく歎異抄』『源氏物語を反体制文学として読んでみる』


竹田 日出夫 (たけだ ひでお)
本学名誉教授・日本現代詩人会員
1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、日本文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。
著書・編著に『渇仰と復活の挿画』、『現代社会の暴力と詩人』、『中原中也・立原道造』ほか。詩集に『フィレンツェのムンク』、『地中海から』、『パレスティナから』ほか。


羽田 昶 (はた ひさし)
本学客員教授・元本学能楽資料センター長
1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。


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