0501016 これから中世古文書を読みたい方のための古文書学  

受付中

講座概要

講座番号 0501016
期間 2023年4月10日 ~ 2023年6月12日
回数 5回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 40 名
一般料金 12,500円
会場 三鷹サテライト教室

内容

この講座は、はじめての古文書学を受講する方を対象とした講座です。
1くずし字を読む 2古文書の慣用表現を理解する。
この2つを目的にした初級編の古文書学の講座です。
具体的には『東寺百合文書』を中心にそのたの古文書を題材にします。
今回は、武士の発給文書を講義します。
上記の古文書を題材に、書出文言(かきだしもんごん)し、書留文言(かきとめもんごん)、差出(さしだし)、宛所(あてどころ)、年月日、本文などの様式論・形態論を基礎から皆さんと一緒に考える講座です。
今回は鎌倉時代から室町時代にかけての古文書を読みますが、必要に応じてその他の関連文書も紹介いたします。

スケジュール

  日程 内容
第1回 2023/04/10 ①源頼朝の発給文書
第2回 2023/04/24 ②関東御教書(かんとうみぎょうしょ)
第3回 2023/05/15 ③足利尊氏の発給文書
第4回 2023/05/29 ④幕府奉行人の奉書(ほうしょ)
第5回 2023/06/12 ⑤幕府奉行人の奉書(ほうしょ)

講師

生駒 哲郎 (いこま てつろう)
本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員
専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。
山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。
主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。


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