講座番号 | 0507002 |
期間 | 2023年4月19日 ~ 2023年7月25日 |
回数 | 4回 |
曜日 | |
時間 | 6時間(30分×12回) |
定員 | - |
一般料金 | 7,200円 |
会場 | Web視聴 |
『歎異抄』とは、親鸞教義と異なる主張(異義)がさまざまにあることを、親鸞の弟子の唯円が歎き、親鸞の正しい教えとは何かを明らかにした書です。今回は第十四条と第十五条を取り上げます。
第十四条は、一声の念仏に、重罪を滅する功徳があると信じなければならない、という念仏滅罪の異義を批判したものです。罪を滅するよりも罪を抱えた者の仏道とは何かを学びます。第十五条は、あらゆる煩悩をそなえた身でありながら、この世でさとりを開く、という即身成仏の異義を批判したものです。浄土真宗とは、どのようにして、さとりを開く教えであるのかを学びます。
参考図書 『聖典セミナー 歎異抄』 梯 實圓 本願寺出版社 3,800円(税抜)
①第十四条 念仏滅罪の異義①
②第十四条 念仏滅罪の異義②
③第十五条 即身成仏の異義①
④第十五条 即身成仏の異義②
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前田 壽雄
(まえだ ひさお)
本学教授
龍谷大学大学院文学研究科博士課程真宗学専攻単位取得。浄土真宗本願寺派宗学院卒業。
龍谷大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派総合研究所上級研究員を経て、現在、本学通信教育部人間科学部教授。
著書に『「ただ念仏」の教え―法然聖人から親鸞聖人へ―』(探究社)、『仏事Q&A 浄土真宗本願寺派』(国書刊行会)、『書いて味わう讃仏偈 重誓偈』(本願寺出版社)他。
【学外サイト】
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