講座番号 | 0550729e |
期間 | 2023年4月19日 ~ 2023年7月25日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
森?外はいち早くイプセンやハウプトマンなど、ヨーロッパの戯曲を翻訳、紹介し、小山内薫に影響を与えたことでも知られています。自身、何編も戯曲を書き、それらは自由劇場その他で上演されています。
その?外が口語体で史劇を書いた早い例として「生田川」があります。これは『万葉集』巻九、『大和物語』一四七段、能「求塚」と同じ題材によるものですが、?外はそのいずれをも取り入れながら、どれとも違う新しい思想による人間像を描いています。その「生田川」を丁寧に読み解き、併せて演劇人としての?外に迫りたいと思います。
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羽田 昶
(はた ひさし)
本学客員教授・元本学能楽資料センター長
1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。
【学外サイト】
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