講座番号 | 0501006 |
期間 | 2023年4月4日 ~ 2023年6月6日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 火 |
時間 | 10:00~11:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 12,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
「万葉集」(全20巻)は、わが国最古・最大の歌集です。中学・高校時代にすでにその中の和歌5~10首を勉強してきたことでしょう。でも、4,500首にも及ぶ沢山の和歌が収められています。こんないい歌がこんな身分(階級)の人によって作られたのか、とびっくりするような歌もあって、興味は尽きません。今回は、中級程度ということで、少し見慣れない歌も取り上げて読んでいこうと思います。ぜひ、楽しく勉強していきましょう。
持ち物:「万葉集」全体の入っている本なら何でも可。(但し白文のものは不可)
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2023/04/04 | ①「万葉集」概観-その特色について― |
第2回 | 2023/04/18 | ②「万葉仮名」の読解と上代文法(特殊な文法)について |
第3回 | 2023/05/09 | ③歌謡時代から記述文学としての「万葉集」の成立過程 |
第4回 | 2023/05/23 | ④「万葉集」時代区分とそれぞれの代表的歌人たち |
第5回 | 2023/06/06 | ⑤第1期の歌人たちの歌とその解釈と鑑賞 |
上村 正人
(かみむら まさと)
元武蔵野女子学院中学高等学校教諭
1938年生まれ。1960年、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭(古文・漢文・現代文担当)。2003年3月、同上校定年退職。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事し日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」「十六夜日記」「とはずがたり」「建礼門院右京大夫集」「平家物語」、「源氏物語宇治十帖」をとりあげている。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー