講座番号 | 0501023 |
期間 | 2023年7月19日 ~ 2023年9月27日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 水 |
時間 | 15:00~16:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 12,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
明治期になると維新による新政府の天皇中心の執政により、宗教界も激動の時代を迎えた。1868年(明治元年)に出された王政復古・祭政一致の精神にもとづいた“神仏分離令”によって、寺と社との分離措置がとられ、“廃仏毀釈”運動にまで至った。しかしこれは政府の意図ではなかった。
仏教の旧弊を反省し覚醒にのりだす者もあらわれ、大きな転機となった。一方、江戸末期の新宗教(一次)につづき二次的な運動も始まった。またキリスト教の再来による影響もある中で、新たな仏教の提唱もなされた。
一つは、自己内観を専らとする傾向、一つは、社会革新をめざす傾向であった。そんな複雑さも増した近代仏教の苦難を学ぶ。
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2023/07/19 | ①明治仏教の進展 |
第2回 | 2023/08/09 | ②新宗教の提唱 |
第3回 | 2023/08/30 | ③日蓮主義運動 |
第4回 | 2023/09/13 | ④国威発揚と仏教界 |
第5回 | 2023/09/27 | ⑤第二次新宗教 |
小笠原 博慧
(おがさわら ひろとし)
福泉寺住職・本願寺派布教使
1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー