講座番号 | 0501033 |
期間 | 2023年7月19日 ~ 2023年9月27日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 水 |
時間 | 13:00~14:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 12,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
古詩というのは、古代から漢・魏・晋・南北朝を経て隋代に至るまでのものをいう。
BC5世紀の『詩経』の詩とBC3世紀の『楚辞』のなかで、屈原・宋玉の詩文が、秦代以降の詩の作成につながりその基となった。
今回の講義内容は、“古逸”と称される古詩、『楚辞』の二篇と秦末から漢代までの詩篇を対象とする。
とくに、唐代に定型詩が完成する以前の、自由闊達な表現と内容を味わってみたい。また時代の大きな変化のなかで、権力者もそれに従う者も、素朴ではあっても思い感ずることを遺憾なく詠み切っているところの特色を読みごたえ十分なものとして扱えるところが魅力である。時代と詩はまだ続いていく。
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2023/07/19 | ①古詩(古逸と称される詩) |
第2回 | 2023/08/09 | ②『楚辞』より 屈原「漁父辞」宋玉「九辯」 |
第3回 | 2023/08/30 | ③前漢の詩①(高祖・武帝・項羽など) |
第4回 | 2023/09/13 | ④前漢の詩②(王昭君など) 楽府① |
第5回 | 2023/09/27 | ⑤楽府② |
小笠原 博慧
(おがさわら ひろとし)
元國學院大學講師
1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。
【学外サイト】
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