講座番号 | 0507025 |
期間 | 2023年8月9日 ~ 2023年11月28日 |
回数 | 3回 |
曜日 | |
時間 | 4.5時間(30分×9回) |
定員 | - |
一般料金 | 5,400円 |
会場 | Web視聴 |
平安時代の日記文学『蜻蛉日記』を読んだ経験は、おありでしょうか。『蜻蛉日記』は、藤原兼家という、格も段違いの貴族と結婚した、藤原道綱母(倫寧女)の、結婚生活に一喜一憂する姿が、ありありと描写された作品です。お話のメインは結婚生活なのですが、その端々には貴族の生活や、当時の慣習や習俗的なことなど、さまざまなことが窺えます。この講義では、『蜻蛉日記』を読みながらも、その端々を彩る当時の様々な慣習にも目を向けて、広く読み解いていきたいと考えております。
①父倫寧の陸奥国下向
②姉との別れ
③母との別れ
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深澤 瞳
(ふかさわ ひとみ)
本学非常勤講師
大妻女子大学大学院を経て、現在は武蔵野大学、大妻女子大学他で兼任講師。
◎「『狭衣物語』の土忌ー飛鳥井の君失踪譚の背景としてー」(倉田実編『王朝人の婚姻と信仰』森話社、2010年)
◎「『蜻蛉日記』の火災記事と火災占」(小嶋菜温子編『王朝びとの生活誌』森話社、2013年3月)
◎「京都大学人文科学研究所所蔵『天地瑞祥志』第十六翻刻・校注 ――「月令」(二)」(『武蔵野大学日本文学研究所紀要』7号、2019年2月)
など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー