講座番号 | 0507026 |
期間 | 2023年8月9日 ~ 2023年11月28日 |
回数 | 2回 |
曜日 | |
時間 | 3時間(30分×6回) |
定員 | - |
一般料金 | 3,600円 |
会場 | Web視聴 |
光源氏若かりしころの恋の相手、空蝉と夕顔。空蟬は衛門督の娘でしたが、父を失って、老齢の伊予介の後妻になります。方違えに訪れた光源氏と一夜契りを結びますが、その後はかたくなに拒みつづけます。その心中にあったのは…。一方、五条で偶然光源氏と出逢い、お互いに素性を隠したまま逢瀬を重ねた夕顔は、廃院に連れ出されて急死します。彼女は実は頭中将のかつての恋人で、雨夜の品定めで、いまでも忘れられないと語られていた「なでしこの女」でした…。夕顔の死後、光源氏もまた死にそうになりますが、これを乗り越えて新たな人生に踏み出します。光源氏の生涯に影響を与えたふたりについて、じっくりと読んでみましょう。
①『源氏物語』の女性たち ―空蟬の場合―
②『源氏物語』の女性たち ―夕顔の場合―
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稲垣 智花
(いながき ちか)
本学非常勤講師
早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。
【学外サイト】
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