講座番号 | 0550742a |
期間 | 2023年7月26日 ~ 2023年10月24日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
2021年は、日本に天台宗を開いた伝教大師最澄が亡くなって、ちょうど1200年にあたります。最澄は同時代の空海や鎌倉仏教の祖師達と比べると、地味で真面目な努力家という印象をもっている方が多いのではないでしょうか。しかし、最澄は仏教者の中で最も革新的な人物の一人であり、仏教界の常識をくつがえし、今日の日本仏教の方向性を定めた存在と言えるのです。本講座では、最澄の生涯と教えを振り返りながら、最澄が育てたかった人材、最澄が目指した新しい仏教のあり方についてお伝えしたいと思います。また、なぜ天台仏教は総合仏教と言えるのか、鎌倉仏教の祖師達が比叡山から生まれたのはなぜかという点についても触れていこうと思っています。
<参考図書>
『日本人のこころのことば 最澄』多田孝正・木内堯大(創元社)(2012年4月)1,320円(税込)
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木内 堯大
(きうち ぎょうだい)
大正大学特任准教授 天台宗如意輪寺住職
1974年、東京都生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。大正大学大学院博士後期課程修了。
現在、大正大学仏教学部特任准教授。博士(仏教学)。天台宗如意輪寺(東京都墨田区)住職。
専門 日本天台の思想と文化
著書 『日本人のこころのことば 最澄』(共著、創文社)、『天台仏教の教え』(共著、大正大学出版会)、最澄「守護国界章」全訳註上巻(単著、宗教工芸社)他。
【学外サイト】
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