講座番号 | 0550743b |
期間 | 2023年7月26日 ~ 2023年10月24日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
幼少年期の芥川の読書生活は、巌谷小波を中心とする明治期の子どもの文学の影響下にあったと思われますが、鈴木三重吉が主宰した雑誌『赤い鳥』の創刊号(1918年7月)に童話「蜘蛛の糸」を寄稿したことをきっかけに、子どもの文学の書き手にもなっていきます。「蜘蛛の糸」や、やはり、『赤い鳥』に掲載された「魔術」、「杜子春」などの童話を読み解きながら、そのころまでに発表された「芋粥」「羅生門」などの小説との共通性もさぐります。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。
※紙資料郵送ご希望の方は、
詳細ページよりお申込みください。
宮川 健郎
(みやかわ たけお)
本学名誉教授・一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団理事長・日本児童文学学会会長
立教大学大学院博士前期課程修了。文学修士。宮城教育大学助教授、明星大学教授を経て、武蔵野大学教育学部教授。著書に、『現代児童文学の語るもの』(NHKブックス)、『子どもの本のはるなつあきふゆ』(岩崎書店)、編著『名作童話 小川未明30選』、『名作童話を読む 未明・賢治・南吉』(いずれも春陽堂書店)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー