講座番号 | 0550743c |
期間 | 2023年7月26日 ~ 2023年10月24日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
芥川龍之介は短い生涯の間に、それほど多くない作品を遺しただけですが、強烈な印象を文壇に与え、その名は芥川賞として現在にも伝えられています。黒沢明監督の『羅生門』の原作として知られる『藪の中』は、その構成の巧みさ、人物像の鮮やかさ、語り口のユニークさなどで、代表作とされています。この作品について改めて検討し、作者の意図と作品の構造について考察するとともに、芥川龍之介という作家をどのように文学史の中に位置づけるかということを考えてみたいと思います。
三田 誠広
(みた まさひろ)
本学名誉教授・芥川賞作家
1973年、早稲田大学文学部卒。
1977年、『僕って何』で芥川賞。
2019年3月まで武蔵野大学教授。
主な著書。『いちご同盟』『空海』『日蓮』『親鸞』『こころにとどく歎異抄』『源氏物語を反体制文学として読んでみる』
【学外サイト】
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