講座番号 | 0550752 |
期間 | 2023年7月26日 ~ 2023年10月24日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
アルツハイマー病やパーキンソン病のような脳神経変性疾患では、脳にある神経細胞が原因不明に死滅して脳の萎縮が起こります。発症してから進行を止めても、その時点で失われた機能を取り戻すことはほぼ不可能と考えられていました。しかし、近年の研究により、脳を再生させることも可能かもしれないと期待されるようになってきました。今回の講座では、「脳移植」、「ES細胞」、「iPS細胞」、「神経新生」など再生医療に関するキーワードを解説しながら、脳の病気に対する再生医療の可能性について考えます。なお、お話しする内容がスムーズに理解できるよう、本講座の前に必ず脳科学入門1と2の受講を済ませてください。
1 再生、遺伝子
2 脳移植、ES細胞、iPS細胞のメリット・デメリット
3 脳に備わった神経新生のしくみを活用した治療法
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阿部 和穂
(あべ かずほ)
本学教授
東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。
東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。
専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。
著書に『危険ドラッグ大全』『認知症いま本当に知りたいこと101』『大麻大全』『認知症 もっと知りたいこと99』『薬名[語源]事典』(いずれも武蔵野大学出版会)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー