講座番号 | 0501071 |
期間 | 2023年10月27日 ~ 2023年12月22日 |
回数 | 3回 |
曜日 | 金 |
時間 | 13:00~14:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 7,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
長篠合戦に勝利した信長はいよいよ畿内権力の空白を埋めるべく、自ら天下人の地位に昇ることを決意します。それでもまだ、大坂本願寺と一向一揆は各地に勢力を維持していたので、信長はまず越前の一向一揆平定に向かいました。朝倉氏が滅亡したのち、一向一揆が事実上越前を支配していたので、信長は徹底的な殱滅作戦を実施しました。その結果、重臣柴田勝家を越前の守護とし、本格的な領有化のため「越前国掟」を制定します。
そして、一度は辞退した朝廷からの官位叙任を受けて、従三位権大納言兼右近衛大将という将軍同等かそれ以上の地位に昇りました。さらに安土築城を開始します。文字どおり「天下人の居城」になります。
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2023/10/27 | ①越前一向一揆平定と「越前国掟」 |
第2回 | 2023/11/24 | ②権大納言兼右近衛大将への任官 |
第3回 | 2023/12/22 | ③「天下人の城」安土築城 |
桐野 作人
(きりの さくじん)
歴史作家・本学政治経済研究所客員研究員
歴史関係の出版社編集長から独立。主な著書に『織田信長―戦国最強の軍事カリスマ―』『だれが信長を殺したのか』『関ヶ原 島津退き口』『さつま人国誌』戦国・近世編1~3『薩摩の密偵 桐野利秋』2019年、『龍馬暗殺』で第29回高知出版学術賞特別賞を受賞。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー