講座番号 | 0507040a |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
徳川家康は「天下人」と呼ばれます。彼が生まれたのは戦国時代の末期ですが、この時代はいわゆる「中世」とも呼ばれる時代で、その起源は平安時代末期に遡ります。彼の生きた「中世」という時代は「礼(礼式)の時代」と呼ばれるほど、「礼」が当時の人々の身近なもので、それは文章の書き方=書式にも確認されます。それを「書札礼(しょさつれい)」といいます。
本講座では、家康の文書に見る「中世の書札礼」を紹介し、中世社会に生きた家康の実像を浮かび上がらせます。その一方で、江戸幕府の時代=「近世」に受け継がれてゆく天下人の書式についても提示していきます。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(90分あたり200円)の追加有料となります。
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大石 泰史
(おおいし やすし)
静岡市文化財保護審議会委員・2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」古文書考証
1965年生まれ。東洋大学文学部卒。東洋大学大学院修士課程修了。
現在、博物館展示プランニングを提案する大石プランニング主宰。
今川氏の家臣や当主の古文書の性格を解明するために、1988年から論文執筆を始める。近年、単著として
・『井伊氏サバイバル五〇〇年』(星海社新書 2016)
・『今川氏滅亡』(角川選書 2018)
・『城の政治戦略』(角川選書 2020)
編著書には
・『全国国衆ガイド 戦国の〝地元の殿様〟たち』(星海社新書 2015)
・『今川氏年表』(高志書院 2017)
・『シリーズ・中世関東武士の研究 第27巻 今川義元』(戎光祥出版 2019)
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー