講座番号 | 0507040e |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
徳川家康は、慶長10年(1608)に嫡子秀忠に将軍職を譲った後、最晩年まで実権を保持し、駿府で大御所政治を展開します。室町幕府の将軍や織田信長・羽柴秀吉、あるいは戦国大名たちも、隠居後に実権を握って、世代交代を漸進的に進めており、家康の大御所政治は、けっして特異な権力形態ではありませんでした。また、家康以降にも、大御所政治をおこなう将軍(秀忠・家斉)はいました。それでは、家康はどのように秀忠に権力を譲り渡していこうとしたのか、いかなる形での幕引きをはかったのか、大御所・家康の権力を支えた人々はどのような構成だったのか、後の幕政のどの程度の影響を与えたのか、これらの実態に迫っていくことにします。
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小川 雄
(おがわ ゆう)
日本大学准教授
文学博士(日本史)
著書『徳川権力と海上軍事』(岩田書院、2016年)
『水軍と海賊の戦国史』(平凡社、2020年)
『図説 徳川家康と家臣団』(戎光祥出版、2022年) ※柴裕之氏との共編
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