講座番号 | 0550759b |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
元禄3年(1560)5月の尾張国桶狭間での今川義元率いる軍勢の敗戦は、戦国大名今川氏の政治的・軍事的な保護によるもとで日々を過ごしていた徳川家康の人生を変えることになりました。この敗戦による三河国内の情勢のなか、本拠の岡崎(愛知県岡崎市)に戻っていた家康は、やがて今川家から「独立」へと歩みだし、今川氏勢力との抗争を経て三河国の平定を遂げ、同国を統治する戦国大名として君臨していきます。
この講座では、今川家従属時における家康の立場を確認したうえで、桶狭間敗戦後の情勢のなかで家康がなぜ今川家から「独立」をしたのか、その後どのような歩みをたどって〝戦国大名・徳川家康〟は誕生したのか、最新の研究成果をふまえてみていきます。
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柴 裕之
(しば ひろゆき)
東洋大学文学部非常勤講師、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証
1973年、東京都生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学・東洋大学)。
主要著書として、単著に『徳川家康―境界の領主から天下人へ』(平凡社、2017年)、『織田信長―戦国時代の「正義」を貫く』(平凡社、2020年、『青年家康―松平元康の実像』(KADOKAWA、2022年)、編著『図説 豊臣秀吉』(戎光祥出版、2020年)、共編著『図説 徳川家康と家臣団』(戎光祥出版、2022年)などがある。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー