講座番号 | 0550760d |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
今川氏真を挟撃する遠江侵攻段階では同盟関係にあった家康と武田氏ですが、その過程で関係は険悪化し、同盟は崩壊します。1572年の三方ヶ原合戦、1575年の長篠合戦と続く徳川家康と武田信玄・:勝頼の外交と戦争の推移について、最新の知見をもとに講じます。この過程で生じたのが、嫡男信康と正室築山殿を殺害する「築山殿事件」です。これについても、武田氏との戦争との関係から、位置づけを行います。
これらを踏まえて、戦国時代の戦争とはいったいどういう原因で生じるのか。その裏でどのような外交が展開しているのか。戦国時代の本質を考えていきます。
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丸島 和洋
(まるしま かずひろ)
東京都市大学准教授
1977年大阪府生まれ、東京都調布市育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。
国文学研究資料館研究部特任助教などを経て現職。2016年度大河ドラマ「真田丸」時代考証。専門は日本中世史。主な著書に『戦国大名武田氏の権力構造』(思文閣出版、2011年)、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ、2013年)、『郡内小山田氏―武田二十四将の系譜―』(戎光祥出版、2013年)、『図説 真田一族』(同前、2015年)、『真田四代と信繁』(平凡社新書、2015年)、『真田一族と家臣団のすべて』(KADOKAWA新人物文庫、2016年)、『戦国大名武田氏の家臣団―信玄・勝頼を支えた家臣たち―』(教育評論社、2016年)、『真田信繁の書状を読む』(星海社新書、2016年)、『武田勝頼 試される戦国大名の「器量」』(平凡社、2017年)ほか。
【学外サイト】
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