講座番号 | 0550772 |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 3回 |
曜日 | |
時間 | 4.5時間(30分×9回) |
定員 | - |
一般料金 | 5,400円 |
会場 | Web視聴 |
多くのストレスがかかる現在社会においては、うつ病を発症する人が増えていると言われています。しかし、うつ病は「心のかぜ」などとも言われ、必ずしも正しく理解されていません。誰もがかかるかもしれない心の病について理解を深めていただくために、今回の講座では、うつ病のなりたち、脳にどんな異常が起きて発症するのか、うつ病の方にどう接すればよいのかなどを解説するとともに、現在医療現場で用いられている数多くの治療薬(抗うつ薬)の作用機序やそれぞれの特徴を詳しく解説します。なお、お話しする内容がスムーズに理解できるよう、本講座の前に必ず脳科学入門1と2の受講を済ませてください。
①うつ病の症状
②うつ病の原因(きっかけ)
③うつ病の脳はどうなっているか、モノアミン仮説とは
④最初の抗うつ薬が発見されるまで
⑤三環系抗うつ薬の作用機序
⑥四環系抗うつ薬の作用機序
⑦SSRI、SNRIなどの新しい抗うつ薬
⑧双極性障害とは
⑨そう病治療薬としてのリチウム
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(200円)の追加有料となります。
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阿部 和穂
(あべ かずほ)
本学教授
東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。
東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。
専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。
著書に『危険ドラッグ大全』『認知症いま本当に知りたいこと101』『大麻大全』『認知症 もっと知りたいこと99』『薬名[語源]事典』(いずれも武蔵野大学出版会)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー