講座番号 | 0550773 |
期間 | 2023年10月25日 ~ 2024年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1.5時間(30分×3回) |
定員 | - |
一般料金 | 1,800円 |
会場 | Web視聴 |
「大人になると左脳が優位になるので、幼い時期に右脳を刺激するようなトレーニングをすると良い」、「左脳派は言語や計算などの論理的思考が得意で、右脳派は芸術や感性に長ける」。そんな話をどこかで見聞きしたことはありませんか。脳には機能局在があり、場所によって役割が違い、左右差があるのは事実ですが、私たちが普段何か行うときに、片側の脳だけを使っていることはほとんどありません。世間に流布されているあやしい説を鵜呑みにして、自分やお子さんの人生を間違った方向に誘導されないためにも、その意味を正しく理解しておいてもらいたいと思います。本講座では、大脳の左右差について詳しく解説します。なお、お話しする内容がスムーズに理解できるよう、本講座を受講する前に、脳科学入門1と2(基礎編)の受講をお勧めします。
① 右脳左脳説とは
② ノーベル賞を受賞した「分離脳」の研究
③ お互いに協力して働くことを求める左右の脳
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阿部 和穂
(あべ かずほ)
本学教授
東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。
東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。
専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。
著書に『危険ドラッグ大全』『認知症いま本当に知りたいこと101』『大麻大全』『認知症 もっと知りたいこと99』『薬名[語源]事典』(いずれも武蔵野大学出版会)など。
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー