講座番号 | 0601020 |
期間 | 2024年4月26日 ~ 2024年6月21日 |
回数 | 3回 |
曜日 | 金 |
時間 | 13:00~14:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 7,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
今回から天正6年(1578)に入ります。信長の生涯でも充実していた時期です。
まず年初に長年の盟友ながら敵対関係になった北陸の雄、上杉謙信が死去しました。これは一向一揆の勢力が強い北陸戦線に大きな変化をもたらしました。
さらに中国方面では、織田政権に逆風が吹き、これまで服属していた播磨の別所長治が離反して、羽柴秀吉が対応に追われます。中国方面の平定を担当していた秀吉は自らの失態と考えて、朝廷より下賜されていた「筑前守」の官途をいったん返上するほどでした。
そして、大坂本願寺との戦いはひとつの分岐点を迎えることになった第2次木津川沖海戦となり、織田方の九鬼水軍が毛利水軍を撃破します。勝因は「鉄張船」だったのか?
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2024/04/26 | 上杉謙信の死去と信長の辞官 |
第2回 | 2024/05/24 | 別所長治の謀叛―安土城天主倒壊?― |
第3回 | 2024/06/21 | 第二次木津川沖海戦―鉄張船はあったか?― |
桐野 作人
(きりの さくじん)
歴史作家・本学政治経済研究所客員研究員
歴史関係の出版社編集長から独立。主な著書に『織田信長―戦国最強の軍事カリスマ―』『だれが信長を殺したのか』『関ヶ原 島津退き口』『さつま人国誌』戦国・近世編1~3『薩摩の密偵 桐野利秋』2019年、『龍馬暗殺』で第29回高知出版学術賞特別賞を受賞。