講座番号 | 0607011 |
期間 | 2024年4月3日 ~ 2024年7月2日 |
回数 | 3回 |
曜日 | |
時間 | 4.5時間(30分×9回) |
定員 | - |
一般料金 | 5,400円 |
会場 | Web視聴 |
アルツハイマー型認知症の新しい治療薬「レカネマブ」が日本でも認められ、まもなく実際の患者さんへの使用が開始される見込みです。認知症の治療はどこまで可能になるのか、最新情報をお伝えします。また、海外では国の施策として生活習慣の見直しを推進することによって認知症患者数を減らすことに成功した例もあり、発症前の生活習慣によってある程度の予防が可能であると考えられるようになりました。「脳科学入門6ー認知症ー」「脳科学入門7ー認知症partⅡー」に続き、最新の治療と予防法を中心とした認知症講座を開きます。
1. 認知症とは
2. アルツハイマー病の「アミロイド仮説」とは
3. アミロイド仮説に基づいた治療薬開発
4. アルツハイマー病の免疫療法の進歩
5. レカネマブの使用法、治療費
6. レカネマブはどれくらい効果があるのか
7. レカネマブの副作用、使用できないケース
8. レカネマブに次ぐ開発中の新薬
9. 認知症予防に対する最新の考え方
※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(90分あたり200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。
※紙資料郵送ご希望の方は、詳細ページよりお申込みください。
阿部 和穂
(あべ かずほ)
本学教授
東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。
東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在、本学薬学部教授。薬学博士。
専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。
著書に『大麻大全』『<増補版>危険ドラッグ大全』、『薬名[語源]事典』(ともに武蔵野大学出版会)、『よくわかる薬物依存』(PHP研究所)など。