講座番号 | 0607021 |
期間 | 2024年4月3日 ~ 2024年7月31日 |
回数 | 1回 |
曜日 | |
時間 | 1時間(30分×2回) |
定員 | - |
一般料金 | 0円 |
会場 | Web視聴 |
乱用につながる恐れがあり重大な社会的悪影響が懸念される薬物については、各種法律で規制されていることを多くの方がご存じでしょうが、それぞれの薬物の特徴、どんな作用があるのか、なぜ乱用してはいけないのか等を正しく理解している人は少ないと思われます。薬物乱用問題は、国連で採択された世界的目標のSDGsの一つでもあり、我々全員が意識して取り組まなければなりません。特に2023年は、大学生による大麻事犯、危険ドラッグ入り大麻食品に関連した事件などが起きましたので、今回は大麻を中心に薬物乱用防止の啓蒙となる講座を開くことにしました。多くの方に「正しく知って怖がる」ことの大切さに気づいてもらいたいと思います。
※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。
阿部 和穂
(あべ かずほ)
本学教授
東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。
東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在、本学薬学部教授。薬学博士。
専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。
著書に『大麻大全』『<増補版>危険ドラッグ大全』、『薬名[語源]事典』(ともに武蔵野大学出版会)、『よくわかる薬物依存』(PHP研究所)など。